2015年 09月 29日
さて、いよいよ仮免試験へ向かおうとする私達。ぽっちゃりサルダール兄さんから「絶対に受かる」ための方法を教えてもらう。
「あのね、もし全然わからなくてダメだと思ったら、試験の部屋にいる係の男に合図をするんだ。こいつがコッソリ手伝ってくれることになってるから、部屋に入ったら書類をわたす時に、「わたしの番号は32番です」って言うんだよ。そうしたらマダム達がうちのクライアントだって向こうが気付く。ヒンディー語わかる?練習しとこうか?メーラー ナンバル バッティース ハェー、 はい繰り返して!」 「…めーらー なんばる ばってぃーす はぇー」 「そうそう!こっちのマダムは33番だから、メーラー ナンバル テェンティース ハェー。はい!」 「めーらー なんばる てぇんてぃーす はぇー」(もうこの時点で笑いを堪えすぎて腹筋がピクピク) でもその係の人、どの人なのか私達にはわからないよ?必ずその人が部屋にいるの?何人もいたらどうするの? 「ああ、大丈夫。今写真を見せてあげるから…。この男だよ!」と、見せられたスマホに映っていた写真は思いっきりサングラスをかけていて、全然顔なんてわからない。アハハハ〜。 まあ、きっと、多分、何とかなるだろう! まあ、きっと、多分、何とかなるだろう! #
by tacca531
| 2015-09-29 10:00
| いろいろ
2015年 08月 15日
すでにモンスーンも後半戦とはいえ、まだまだ蒸し暑い日が続く。酷暑期に比べると気温は10度くらい下がっているけど、この湿度には消耗させられる。デリーは乾燥した気候だと思っていたけど、プレ・モンスーンをふくめた高温多湿の時期もわりと長いなあ。
さて、真夏はすでに過ぎてしまったけれど、自由研究の発表がもう一つある。この夏一番のチャレンジでもあった。それは「テキトー女子と天然女子は果たして免許を取れるか」そして「デリー流運転技術を身につけることができるか」だった。 デリーの交通事情は凄まじくて、正直まさか自分がここで乗り物を操ることになろうとは思わなかった。そんな度胸ないもん。しかし相方がスクーターを買うと言い出し、私も乗れたら便利?かも?ということになり、折しも友人N子さんが運転免許を取るために教習を受けると言うので、一人じゃないから何とかなる!きっと!と、免許取得に動き出すことになったのだった。 ちなみにわたしは日本の普通免許を持っている。だから国際免許を持っていればインドでも運転できるのだけど、今のところすぐ日本に帰る予定もなく申請できないので、おとなしくインドの免許を取ることにした。教習所の事務所に友人と向かうと、「免許ね、オーケー。ところで運転したことある?」私は運転できるけど、N子さんはまったく経験がない(普通は運転したことないヒトが来るんじゃないのか〜)、と言うと、「ハハハまったく初心者?ハハハそりゃ大変だ。じゃ、あなたはそうだねえ19コマの教習ね。ところでヒンディー語わかる?よくわからない?まあ何とかなるよ」「で、あなたの方は申請手続きだけでいいね。まずは二人共仮免の試験に行くから、この教材読んで勉強しといて」 ……という具合で、週明け交通運輸局のオフィスに行って早速仮免の試験を受けることになった。ちなみにインドは日本と違って、運転の教習はいきなり路上(怖〜)。だからまず、仮免を取らないといけないわけだ。仮免の発行から一ヶ月後、本免許の試験をうけることができる。 いざ仮免試験へ。 #
by tacca531
| 2015-08-15 19:20
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2015年 06月 21日
じっとしていてもジワジワと暑さに負け始める6月。
しかしデリーの夏は長いのだ。まだまだ続くのだ。あーもう。 いやいや心頭滅却すれば火もまた涼し… というわけで、背筋をシャンと伸ばしまして、自由研究その2。 テーマは『書を嗜む』でございます。 国立博物館でカリグラフィーのワークショップがあると、お知らせを見たのが金曜日。 3日間のコースが始まるのが週明け月曜、申し込みは土曜日まで。 いそいで銀行に行って小切手を作って、博物館まで申し込みに行ったら、 領収書の申込番号はピッカピカの『1番』だった。 わたししか受講者がいなかったら、講師の先生とマンツーマンになるのかなー と思ったけど、当日会場に着いたらなかなかどうして賑わっていて、 25人くらいは参加者がいたかな? 朝刊でワークショップがあるのを知って、直接来た人がほとんど。 博物館内の美術学院で学ぶ学生さんや主婦など。 さて、いよいよ初日。 #
by tacca531
| 2015-06-21 02:10
| いろいろ
2015年 06月 09日
さて、放置ブログを久々に書くことにした。
一年近く何も書いていなかったのだなあ。。。 インドの熱波が結構なニュースになっていたけれども、 毎年暑いから、正直今年がどんだけ暑いか良くわからなくなっている。 まあとりあえず、間違いなく暑いんだけど。 デリーの夏の過ごし方というのは、日光を避け、不必要な外出を避け、 ひたすら余計な体力を消耗しないことに尽きる。 犬飼いになってから、散歩のために自然と朝が早くなったけれども、 早朝といえどもタップリ1時間近く歩いて帰ってくると、全身汗だくだ。 ついでに年々酷くなっている大気汚染のせいで、フレッシュな朝の空気はちっとも味わえない。 大体お昼を食べたあたりでフラフラになって、糸が切れたみたいに昼寝してしまう。 当然、生産性なんてものはちょっぴりでも期待できないけれど、 この夏もただ日陰のキノコのようにじっとしたまま過ごすのも残念無念。 いんや、元気を出して、やりたいことをやるぞ〜。 自由研究テーマ:1.5キロの杏から得られる幸福について #
by tacca531
| 2015-06-09 19:18
| いろいろ
2014年 07月 02日
動物愛護団体をやるには セールスの能力も必要なんだな。
…と 思わずにはいられなかった。 スパークルが死んだ後 わたしの携帯には連日 犬関連の電話がじゃんじゃんかかってきた。 「スパークルと同じ頃に保護したオスがいるの ビンゴっていうのよ。 うちのオフィスで 2匹でずっと遊んでたわ。 彼女の友達だったのよ。 だから ぜひお宅で引き取って欲しいの」 「うちでスパークルを預かってた時に もう1匹の保護犬と仲良くしていたんだけど その子はどうかしら? 本当は2匹一緒に引き取ってもらいたかったくらいなの。 スパークルが亡くなって寂しいでしょうけど 悲しみを乗り越えるには 新しい犬を迎えるのが一番なのよ」 何しろ ひと月で2匹の子犬を看取ったのだ。 犬コロとはいえ 命の最期を立て続けにを見届けた私たちは さすがに 疲れ果てていた。 おりしも1月半ばから 色々と忙しい日々が続いていて 特に犬好きでもないのに 私に振り回されていた相方は 「ちょっと今は コレ以上抱え込むの 絶対無理!」 という状態まで 追い詰められていた。 愛護団体も 無理強いして犬をすすめてくるわけではない。 確かに ペットロスに効く薬は ペットしかないだろうから あくまでも これは善意なのだとわかっていた。 スパークルのようなケースは 団体始まって以来 初めてだったらしい。 彼女の具合が悪くなってからも マメに様子を聞いてくれ 最後は 埋葬の準備も整えてくれた。 私たちの疲労も 十分わかっているはずだ。 それでも しょっちゅう メールや電話がかかってくる。 つまり それだけ保護犬の貰い手が見つかるのは 稀なことなのだろう。 必死なのだ。 後で聞いた話だけれど デリーの動物シェルター(何ヶ所かある)に入った子犬が生き残る確率は 2割程度なのだそうだ。 大方 うちにいた2匹のように 感染症で死んでしまう。 せっかく保護されても 生き残れないなんてね。 つまり路上で 自由かつ自力で生きている野良犬たちは かなりの強運の持ち主なんだな。 そして生き残った2割の「ラッキーな」子犬のほとんども 引き取りてが見つかることなく シェルターで生きて 死んでいく。 ラブラドールやシェパードなどの純ブリード犬が 何かの事情でシェルターに来ても すぐに貰い手がつくらしいけれど たまたま雑種に生まれた子たちは ほとんど見向きもされないということだ。 同じ犬なのにねえ。 さて そんな感じで協力できないのは残念だったのだが ニンゲンも 仕事やら野暮用やら 人生を何とか生きていかなくてはならない。 「今は犬を飼い始めるには ちょっと忙しいタイミングなので…」 と 愛護団体には説明をして しばらく犬関連の連絡は控えてもらうことにした。 そして ひと月後。 ちょうど色々な案件が片付いて 一息ついた日の夜 食後のお茶など飲んでいたら 携帯にぴろ〜ん とメッセージが入った。 「うお! また犬か!」 何で まさに今日 用事が片付いたのがわかったのだろうか。 愛護団体をやるには きっと第六感も冴えてないといけないんだな。 …というわけで それがビンゴとの縁の始まりであった。 More #
by tacca531
| 2014-07-02 16:35
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