2012年 06月 13日
ギリシャ風サラダだそうです。ギリシャ行ってみたいなあ。
内臓でも魚卵でも生肉でも何でも来い、のハード・コア系ノンヴェジタリアン、 つまりフツーの日本人な私ですが、そのお題で語れるものは夏場のデリーには少ない。 ので、今日は草食系のお話。 真夏のデリーで手に入る野菜は芋と瓜だけ…なんていう時代は過去のことになったんだろうなあ。 レタスとかパプリカとかの『外来種』も、最近じゃ近所でも売られている。 で、あれは3月下旬だったか、近所の八百屋で『ミニトマト』を買ったら、 一粒ぷちゅっと潰れてるのを発見。 たまたまバジルが枯れて、空いたままになってた植木鉢があったので、 適当に埋めて土をかけておいたら。 芽がでたホイホイホイ。 結構な発芽ラッシュだったのに、今まで無事に生き残っているのは3株。 Lちゃん、Mちゃん、Sちゃんの大中小トリオ。 まだ苗だし、と油断していたら、知らない間に蕾をつけていたLちゃん。 花が咲くのが楽しみ。 さて、インド的ベランダ園芸の最初の難関はホームセンターがないことだ。 土とか肥料とか園芸用品、どこで手に入るのだろう? 近所の家の庭や玄関先には、どこでも鉢植えが置かれてるから、 みんなどこかでゲットしているはずなのだ。 わざわざナーサリー(苗屋さん)まで行って買って来るの? …と、DIY的思考だと全然思いつかなかったけど、 そういうのも全部『マリ(庭師)』のお仕事なのですね。 まず、道端を自転車で流してるマリを呼び止めるとこからスタート。 大体荷台には色んな種類の苗が積まれており、マリは小さいスコップを一本携えている。 彼に家に来てもらって「土を足して」とか「これを植え替えて」とか、 注文をつけて、全部やってもらっちゃうのだ。 自分は見てるだけで手も汚れない、エア・ガーデナーと化す。 土や植木鉢も、言えばどこかから仕入れてちゃんと持ってきてくれる。 広い庭のお宅には、大抵おかかえマリがいて毎日手入れをしにやって来るけど、 流しのマリも一度頼むと、その後もちょくちょくやって来る(呼ばなくても)。 そして剪定したり肥料を施したり、ひと通り植木の手入れをし、 お金を受け取って帰っていく。 『自分でやって当たり前』だと思ってたことを誰かにやってもらうのは、 正直気が引けるなあと思ったけれども、 ホームセンターがないかわりに、ちょっとお手伝いをしてもらってるということで。 まあでも毎日エア・ガーデナーなわけではなく、日々の水やりとか、 ちょっとした植え替えとかは自分でやっておりますが。 そろそろミニトマト達にちゃんと支柱を立ててあげたいと思ってるんだけど、 適当な棒がなかなか手に入らない。 そして、こういう時に限ってマリはなかなかやって来ないんだよ。 暑いから、田舎に帰ってんだろうなあ…。 さて、ミニトマトは収穫できるのか。 マリの帰りをしばし待つ。
by tacca531
| 2012-06-13 18:10
| 佐藤兄弟と愉快な仲間たち
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