2011年 07月 26日
日本はさっさと梅雨明けしたけれど、
デリーのモンスーンはまだしばらく続く予定。 梅干しモドキの「杏漬け」、その後の経過報告。 ジップロックで漬け込み始めて、数日後に熱で寝込んでしまった。 復活するまで漬け物にかまってられないなあと思って、 その時点で冷蔵庫に移動。カビないように。 重しもしてないし、そのせいか思ったほど水が揚がっていない。 数週間、時々チェックしたけれど水の量に変化はないようだし、 そろそろ日本でも皆梅を干しているみたいだし、 デリーでもいざ、土用干し!することに。 とはいえ。 なんせまだ、いつ雨が降るかわからないお天気。 加えてこのデリーの埃っぽさ。 ベランダに侵入してくる鳩。時々、猿。 普通に干したら、それはもうエディブルでなくなりそう。 なので、『瓶干し』という方法を試してみることに。 ガラス瓶の中で梅酢(いや杏酢)に漬かった状態のまま、 日光に当てて干すのです。 本当に普通に干すのと同様の効果があるのか、 とりあえずお試し。まずは目指せエディブル。 そもそも、杏の梅干しモドキに日干しが必要なのか、 それすらもよくわからないんだけど。 カビ防止にと買ったウォッカの残りはキレイさっぱり、 相方が飲んでしまった。(酒は置いとくもんじゃないですね) ホントはアルコール消毒の方が良さそうだけど、 仕方ないので瓶を熱湯消毒。 瓶の口にキッチンペーパーのフタをして、 ベランダの陽当たりの良い所に放置。 見た目、『果実酒』ぽくて可愛らしい。実際は塩漬けだけど。 ベランダに漬け物の瓶、という図は、我が家だけではない。 アチャール(インド漬け物)作りでも数日、同じように陽に当てるのだ。 梅干しとアチャール、全然タイプの違う漬け物同士だけれど、 お日様に当てると美味しくなる、という意外な共通点。なんだか不思議。 実家の梅干しも、そろそろ土用干しとのこと。 毎年梅干し用の実を提供してくれる庭の梅の木には、とてもキレイな花が咲く。 そして実は杏並みにでっかい。 これは母方の祖父が育てた梅の木だ。 祖父が亡くなった時に母が形見代わりにもらってきて、うちの庭に植えたのだ。 梅干しなんて買った方が楽だし、と毎年言いつつも、 シーズンになると「無駄にできないしねえ」と、作業を始める母。 わたしの杏干しは、さて、毎年恒例となるのでしょうかねえ…。味次第。 あと数日干したら、つまみ食いしてみよう。 ちゃんと梅干しモドキっぽくなっているのか、お次は試食レポートの予定、デス。
by tacca531
| 2011-07-26 19:28
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