2011年 08月 24日
まだデリーの雨季は続いております。
モンスーンって入る時は「何日だ!いつなんだ!」と皆の話題になるけど、 明ける時は完全にスルーされているような気がします。 誰も気にかけないのかしら。 ベランダに瓶ごと干してた梅干しモドキ。 雨季って本当に天気の予想がつかず(天気予報なんて誰もあてにしてないし)、 とぎれとぎれ一日数時間、計1週間あまり干したでしょうか。 いつまで干せばいいやら、さっぱりわからないので、 そろそろいいか…という感じで。 いざ実食。 ずいぶん前に地元の『渥美ゴザ屋』で買った茶碗とマットで、 下手なりに頑張って和風にみせてみました。『ゴザ屋』懐かし〜、コレ欲しい…。 米が長細いのは、インドの「なんちゃって米」だからデス。あは。 比較的小粒なのを選んだのに、やっぱりかなり大きいなあ、杏。 数日干した頃から、色になんとなく渋みが加わってきた梅干しモドキ。 見た目はけっこう梅干し度高めだけど、果たして味は? パクッ。 超スッパーーーイ! て、クエン酸が入ってるんでした。すっぱいはずだそりゃ。 でも杏の香りも気にならず、実も柔らかくトロリとしていて、 「期待以上に梅干し風」 と言っていいのではないかと思います。 ご飯一杯ぺろりと食べちゃった。杏でご飯て、考えるとなんか可笑しいけど。 違うのは、やたらと実離れが良いこと。種がツルンと取れます。 ちなみに、瓶に入りきらなくて、干さずにそのままジップロック保存していた杏は、 まだ実が硬くしっかりしていて、食感が全然違う。 香りも杏のフルーティな感じがしっかり残っていました。 ということで、土用干しの効用は、杏にもしっかりあるみたい。太陽って偉いなあ。 『似て非なるモノ』だろうなー、と期待低めだったせいか、 出来上がりが思ったより梅干しっぽくて、作った本人が驚いてたりして。 塩加減やクエン酸の量を研究したら、もっと美味しくなるかもしれないけど、 非グルメな我が家としては、コレで十分かも。 ただ、梅と違って強力な抗菌作用はなさそうだから、 保管は冷蔵庫に入れる方がよく、何年も保存はできないみたいです。 というわけで、初挑戦の梅干しモドキは無事『エディブル』なものになりました。 父母お手製の梅干しが手に入らなかったら、来年また作ることになるかも…。
by tacca531
| 2011-08-24 20:20
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