2008年 09月 15日
白っぽいマーブルの床に、
白っぽいマーブル模様の犬が。 …よく見ないと、踏んでしまう。 結婚式に招かれてケララまで行くという方の犬を、 3泊4日で預かることになり。 国が広いと、結婚式に出席するのだって大変です。 移動に丸2日かかるらしい。 いってらっしゃ〜い! そして我が家にやって来たM君。 御年8歳。 いい大人ですから、 落ちてるものをむやみに食べたり、 いたずらしたりということはありません。 よって、散らかった我が家でも大丈夫。 しかし、 自分の家では見事な『オレ様っぷり』を見せてくれる彼も、 両親(人間の)に置いていかれたショックは大きく。 借りてきたイヌ状態。 よっぽど不安なのか、 わたしや相方の半径1.5メートル内から離れようとしません。 そして、視線は常に玄関の方を。 何か物音がしたら、迎えに来たのでは? と、すっ飛んで行きます。 忠犬、です。 こんな感じでしょんぼりしてましたが、 散歩と食事の時間はさすがに元気。 でも、野良イヌ度が高い我が家から、 M君の散歩に行くのはなかなか大変なことです。 縄張り争いがはげしいので、行く先々で、 「お前誰だ!誰だ誰だ!」わんわんわんわん 「よそ者!どっか行け!」わうわうわうわう …と吠えられてしまいます。 気付くと何匹かに囲まれてて、冷や汗もの。 そんな野良犬対策で、 飼い犬の散歩に長い木の棒を持って歩く人が多いのですが、 (実際叩くのは見たことないけどね) うちには棒なんて何もない。 困った。 で、苦し紛れに、 『麺棒』を持って行きました。ハハ。 ええ、あの餃子の皮とかを伸ばすやつ。 結局あまり使わなかったけれど。 朝夕の2回の散歩。 「もう帰ろうか」と促しても、 なかなか戻りたがらなかった。 もしや、歩いて自分の家に帰ろうとしてたのかしら? そしてあっという間に4日が経ち、 ケララから帰った両親に迎えられ、 M君は無事に自分の家に戻って行きました。 良かったね、バイバーイ。 掃除するにも洗濯干すにも、 トイレに行くにもピッタリくっついてきた、 あの白っぽいモケモケがいなくなってしまい、 何だか寂しい我が家。 生き物を飼うって本当に大変だけれど、 やっぱりいいよねえと思った、 イヌがイル生活。 でした。 〈おマケ〉 ケララのお土産、 ちびバナナ。 こういうバナナはデリーでは売ってないのだ。 エグ味がなくて、おいしいです。
by tacca531
| 2008-09-15 15:52
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